クリュッググランド・キュヴェ168エディションは、2012年に収穫されたブドウが使用されています。2012年は、地域的に起きた数多くの気候の影響を受け、ブドウの収穫量こそ少なったものの、素晴らしい年でした。2012年の冬から春にかけて霜、雨、嵐、雹、すべてがシャンパーニュのブドウ畑を直撃し、さらに1974年以来もっとも乾燥した熟成期となり、通常よりブドウの収穫量が20%減少しました。
最終的には、2012年の厳選されたワインと約10年間の異なるワインがブレンドされました。ブドウ畑に細心の注意を払い、クリュッグ独自の区画ごとの配慮がこのエディションの豊かな表現力を実現しました。

メゾンで貯蔵されているリザーブワインがブレンドの42%を占め、クリュッググランド・キュヴェに欠かせない豊かさや丸みを与えています。
クリュッググランドキュヴェは、「毎年天候の違いに左右されることなく、最高品質のシャンパーニュを世に送り出す」というヨーゼフ・クリュッグの夢から誕生しました。メゾンクリュッグは創設者の夢を絶えず引き継ぐ新たな「エディション」を造り続けることで、彼の夢に敬意を表しています。

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